RAW現像について ~LightRoom現像工程編~

どもどもざっくです(*´ω`*)


久しぶりの記事更新になってしまいまして申し訳ございません。

時間ができたので、前回の記事に引き続きRAW現像について書かせていただきます。


簡単に「RAW現像というのはなんぞや?」って話をさせていただくと、自分好みの作品づくりができるのがRAW現像で、JPEG撮影はメーカーおすすめの色で撮る写真です。

圧倒的にJPEG撮影の方が簡単だし、撮って出しするにしてもスピード感があって良い面もありますが、RAW現像の方が編集もしやすかったり何をおいても自分の思い通りの作品が作れるというのが大きいですね。

JEPGで撮影したけど、暗すぎて何も見えないような状態でもRAWで撮影していれば明るさ調整等である程度カバーできたりします(*´ω`*)


まぁこの辺の話は実際にやってもらった方がわかりやすいと思いますので、自分でやってどちらが向いているかを判断すればいいかなと思います。


で、前回も書いたと思いますが、RAW現像には専用ソフトが必要です。

僕が使用しているのは「LightRoom」というソフトで、月額1000円程度で利用できます。

詳しくはGoogle先生で調べてくださいw


ということで、一枚の写真が出来上がるまでの工程を写真を用いて書かせていただきます(*´ω`*)


まず、写真をRAWデータで撮影したら、LightRoomに画像をアップデートします。

細かいやり方とかはネットに転がってるのでそちらを見てもらった方がわかりやすいと思いますので割愛させていただきます。




実際の画面がこちら。

画像をアップロードしたら、現像したい写真を選びます。今回は271番の写真を現像します



現像する前の撮って出し状態がこちら。ここから作り上げていきます。

はじめにやるのが「色被り調整」です。

画像右下にある「色温度」と「色かぶり補正」を調整します。

今回は僕の好みな色合いに仕上げる為、若干青色を強めに調整しています。

「色温度」を左に振ると青くなり、右に振ると赤みを帯びてきます。

「色温度」を調整した後、「色かぶり補正」で配色が被った部分を調整します。

次に「露光量」と「コントラスト」の調整をします。

「露光量」をプラス側に振ることで、全体を明るくすることができます(*´ω`*)

多少暗い写真ならこれでカバーできますが、真っ暗だとさすがに無理なのでご注意を。

そして「コントラスト」を調整します。

「コントラスト」をプラスに振ると、彫刻のような写真になるので、女の子の場合は少しマイナスに振ってあげる方がいいでしょう(*´ω`*)


次に「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」の調整。

「ハイライト」は白とびの調整に使います。

あまりプラスに振ると白飛びしたり背景がなくなるので、今回は大きめにマイナスに振ってます。

「シャドウ」は影の濃さを調整できます。

こちらも極端にプラスにすると影がなくなってしまうし、マイナスに振ると真っ暗になるので、目安としては髪の毛が細かく見える程度に調整するのがおすすめ。

「白レベル」はハイライトに近い調整になります。

プラスに振りすぎると白飛びがひどくなるので、許せる範囲で調整しましょう。

「黒レベル」は「白レベル」の反対。

マイナスに振ると真っ暗になりますが、黒髪とかを目立たすには調整は不可欠ですので、こちらもお好みで調整してください。

次に「明瞭度」「自然な彩度」「彩度」の調整

スクショ撮り間違えてしまってあれなんですが、「明瞭度」を調整して写真全体をふんわりした雰囲気にするか、カリカリしたものにするのかを調整します。

今回は若干ふんわりさせています。

後は「自然な彩度」「彩度」を調整して、全体の色味を簡単に調整します。

次に「色相」をいじります。

これもお好みで色の調整を行う項目で、実際に自分でゲージを調整してもらわないとイメージがわかないと思うので割愛。

次は「彩度」の調整

先ほどの「色相」を調整したあと、各色の濃さをここで調整します。

上のスクショは「色相」調整後のスクショです。

こちらは「彩度」を調整したあとのスクショ

先ほどの写真に比べると鮮やかになっていますよね?わかりますか?

続いて「輝度」の調整をします。

各色の明るさを調整していくのですが、こちらもプラスに振りすぎると色飛びするので注意。

こちらが「輝度」を調整した後の画像です。

大体の写真は以上の項目を触れば80%くらい現像できます。

後はLightRoomの能力を使えば、もっと細かい現像もできますが、あまりやりすぎると不自然になりますので、自己責任で納得いく作品を仕上げてください。

ちなみに撮って出しと、現像後の比較↓


どうです?これだけ雰囲気変わるんですよRAW現像するだけで。

一眼レフが高性能すぎて、女の子の肌とか拡大すると鼻の角栓までみえてしまう(そこまで拡大するな←)ので、そのまま撮って出しするとアイドルさんだとイメージ悪くなってしまう危険性があるのでご注意ください。

「○○ちゃん肌キレイ!!」みたいなことを言ってる分かってない人は、現像した写真を持って本人に会って見比べてみてくださいびっくりしますよ(失礼)


まぁ写真1枚仕上げるのにも結構時間がかかるというのと、よりよい写真に仕上げるにはRAW現像が必要だってことだけわかってくれればそれでいいです。


とりあえずいつもアイドル現場行っては2000枚を超える写真から現像したい写真を選び、このような作業をしているっていうのを、この記事読んで面倒だなーって感じた人はJPEG撮影で楽しむことをおススメします。

別にJPEGでもいい写真なんていくらでもあるし、写真は自分の表現や自己満足なので、各々自分なりに楽しんでいただければなーと思います(*´ω`*)


でわでわ

Zakk's Photo Works

日々撮影した写真をアップしていきます その他自身使用するPENTAX一眼レフについてや、写真についての記事を書かせていただいています

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